Raspberry Pi Zeroにカメラモジュールを接続

Raspberry Pi Zeroへのカメラモジュールの接続とセットアップ


必要機材

以下の機材を使用します。今回は新たにNoIRカメラモジュールとピッチコンバータケーブルを購入しました。Raspberry Pi Zero側のカメラ端子はRaspberry Piの端子よりピッチが狭く互換性がないため、変換ケーブルが必要です。写真に写っているLEDモジュールは後のナイトビジョン用のもので今回は使用しません。

  • Raspberry Pi Zero W
  • Pi NoIR Camera V2 (ナイトビジョンカメラの構築を目指しているのでNoIR)
  • カメラケーブルピッチコンバータ
カメラモジュールとピッチ変換ケーブル

カメラモジュールの接続

ピッチ変換ケーブルを接続するためもともと接続されているケーブルを取り外します。写真の赤く囲った部分を引き出すとケーブルが外せるようになります。

同じように変換ケーブルをカメラ側、Raspberry Pi Zero側に接続します

変換ケーブルを使ってカメラとRaspberry Pi Zeroを接続したところ

接続チェック

カメラモジュールの有効化

最初にカメラモジュールを有効化する必要があります。設定はraspi-configコマンドで行います

% sudo raspi-config
  • Interfacing Optionsを選択
  • P1 Cameraを選択
  • Yesを選択して有効化
  • メニュー選択ページに戻ったらFinishを選択して終了。rebootして有効化完了

コマンドラインツールでキャプチャしてみる

静止画

raspistillコマンドで静止画をキャプチャしてみます (コマンドはlibraspberrypi-binパッケージに含まれています)

% raspistill -o test.jpg

静止画が撮影されていることを確認します。NoIRカメラのため赤味がかった絵になっていると思います

動画

次にraspividコマンドで動画を撮影してみます

% raspivid -o test.h264

-tオプションを省略したためデフォルトの5sの動画が撮影されます。作成された動画は無料の多機能プレーヤーVLC Media Playerなどで再生可能です (Windowsデフォルトのプレーヤでは未対応でした)

おすすめ